こんにちは!このみ薬局みくりや店の薬剤師です。
いつ発生するかわからない大地震などの大規模災害。日頃から防災グッズや非常食の準備をされている方は多いと思いますが、「毎日の飲むお薬の備え」は大丈夫でしょうか?
大きな災害が起きると、避難所や救護所、あるいは一時的に開設される支援薬局で医療を受けることになります。しかし、混乱した状況下では「いつもの処方箋」をすぐに発行してもらうのが難しいことも珍しくありません。
そんな万が一の事態に、あなたの命と健康を守る強力な味方になるのが「お薬手帳」と「かかりつけ薬局」です。
今回は、災害時に備えて知っておきたい薬の防災対策について分かりやすく解説します!
災害時にお薬手帳が「命のパスポート」になる理由
地震などの混乱期には、かかりつけの病院が被災してカルテが確認できないケースが発生します。そんなとき、避難所の医師や薬剤師がお薬手帳を確認できれば、次のような対応がスムーズに行えます。
- 正確な処方・調剤ができる「普段飲んでいる血圧の薬」と言っても種類は星の数ほどあります。名前、用法、用量が正しく分からないと、同じ薬をお渡しできません。手帳があれば、手元に実物がなくても正確な情報が伝わります。
- アレルギーや副作用の防止飲み合わせの悪い薬や、過去に副作用が出た薬を避けて安全な処方ができます。
- 特例措置での調剤を受けられる可能性がある大規模災害時には、処方箋がなくても医師の診察前にお薬手帳の履歴をもとに薬を処方・お渡しできる特別な運用がなされることがあります。
💡 今すぐできる「お薬手帳」の防災アクション
- 紙の手帳は避難バッグに入れるか、常に持ち歩く普段のお出かけ時も、財布やスマホと一緒に持ち歩く習慣をつけましょう。
- 「電子お薬手帳アプリ」を活用するスマホにアプリを入れておけば、手帳を持ち出し忘れてもデータを確認できます。ご家族の分もまとめて登録しておくのがおすすめです。
- 最新のページをスマホのカメラで撮影しておくアプリの導入が難しければ、調剤明細書や手帳の最新ページを写真に撮っておくだけでも立派な備えになります。
普段からの「かかりつけ薬局」が災害時に頼れる理由
「薬をもらう場所」として、地域の薬局を1つに決めておく「かかりつけ薬局」。これも実は、災害時に大きな安心につながります。
- お薬の履歴(薬歴)が一元管理されている万が一、手帳を紛失してしまっても、薬局のシステムにあなたの服薬データが残っていれば確認が可能です。
- 持病や体の特徴を把握している「この患者さんはこの薬だと胃が荒れやすい」「持病で腎臓の数値に注意が必要」といった個人の背景を把握しているため、緊急時にも適切な判断ができます。
- 地域の医療連携がスムーズ災害時、このみ薬局みくりや店のような地域密着の薬局は、近隣の医療機関や避難所、自治体と連携して医療支援を行います。顔なじみの薬剤師がいることは、精神的な安心感にもつながります。
今日から始められる!「お薬の防災備蓄」テクニック
食品と同じように、お薬にも「ローリングストック(回転備蓄)」の考え方が使えます。
- 手元の薬が「残り数日分」になってから受診するのはNG常に「1週間分程度」の余裕を持って次の診察・調剤を受けるようにしましょう。常に1週間分多めにストックがある状態をキープするのがポイントです。
- お薬は1箇所にまとめ、持ち出しやすくしておくお薬手帳、数日分の常用薬、持病の緊急薬(インスリンや硝酸薬など)をひとまとめにしておくと、いざという時にサッと持ち出せます。
まとめ:あなたの健康を守るために
大きな地震が起きたとき、パニックの中で「自分が何をどれくらい飲んでいるか」を正確に思い出すのは非常に困難です。だからこそ、日頃のちょっとした準備が未来のあなたやご家族を救います。
「自分の持っているお薬アプリは災害時使える?」
「予備の薬はどうやって保管すればいい?」
そんな疑問や不安があれば、いつでもこのみ薬局みくりや店の薬剤師にお気軽にご相談ください。普段の健康管理はもちろん、いざという時の備えまで、私たちがしっかりサポートいたします!


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